地域歯科保健研修会報告『生きる力を育む歯・口の健康教育~歯と口の健康教育はアクティブラーニングの素晴らしい教材です~』

地域歯科保健研修会報告
  『生きる力を育む歯・口の健康教育
           ~歯と口の健康教育はアクティブラーニングの素晴らしい教材です~』

 ・日時:5月28日(日) 12:30~14:30
 ・場所:島根県歯科医師会館 講堂
 ・コース名:リフレッシュコース
 ・講師名:公益社団法人日本歯科衛生士会 会長
      公益財団法人ライオン歯科衛生研究所 研修開発室 武井 典子先生

 ・情報提供:「小学校での体験活動を充実させる教材
                  『学校における「かミング30」体験実施マニュアル』のお知らせ」
 ・説明者:一般社団法人島根県歯科医師会 学校歯科部 多田 宏先生

 ・参加人数:合計104名(内訳)会員84名(歯科衛生士44名 学生40名)
              会員外20名(歯科衛生士8名 教育関係者10名 その他2名)

 講演では学童期における健康教育について、アクティブラーニングの考え方から子どもたちの意思決定の大切さ、歯科衛生士等の支援者がどのように関わり支援していくことが必要であるかを、グループワークを交えながら分かりやすく具体的にお話しいただいた。
 健康教育においては、従来的な知識伝達型や脅し型ではなく、自ら考え解決する力(問題解決能力)を高め、自己実現につなげていくことが大切であることを学んだ。グループワークを通して、聞き方や考え方についても具体的に理解することができた。また、最近話題のフレイル(オ-ラルフレイル)予防についても、お話しいただいた。
 参加者からは「アクティブラーニングの考え方がよくわかった」「歯科保健で子どもたちの自己肯定感を上げることができると知った」「子どもたちがどうすれば自分で考えて実行できる方向に持っていけるか考えていきたい」というような、内容の理解だけでなく、今後の健康教育につながるような前向きな感想も多かった。

 情報提供についてはマニュアルの紹介や学校歯科検診の状況なども説明してもらい「マニュアルをもっと活用していこうと思う」「新しい情報、自分がよく理解できていない情報についても知ることができてよかった」などの感想があった。

 今回の研修会は歯科衛生士だけでなく、普段から子どもたちに関わっている学校関係者や歯科衛生士を目指す学生など、多くの方に参加してもらうことができた。様々な立場の方に参加してもらうことで、知識・情報の共有や相互理解につなげることができた研修会だった。

地域歯科保健研修会 武井会長     武井 典子先生

地域歯科保健研修会 多田先生      多田 宏先生