第3次生涯研修 特定コース ~「周術期(がん患者等)の口腔ケア」研修会報告~

特定コース研修会報告

~ 「周術期(がん患者等)の口腔ケア」研修会 ~

 日時:平成27年12月20日(日)10:00 ~ 15:00
 場所:東部会場:島根県歯科医師会館
    西部会場:島根県歯科医師会西部会館(TV中継)
 演題:講演Ⅰ「松江赤十字病院における周術期口腔管理について」
    講師名 松江赤十字病院 歯科口腔外科部長 歯科医師 田窪千子先生

    講演Ⅱ「病診連携とこれからの歯科衛生士に求められるスキルについて」
    講師名 鳥取大学医学部付属病院 歯科口腔外科 歯科衛生士 田部有子先生

 参加人数:合計83名                       

 内容:講演Ⅰ・なぜ周術期口腔管理が必要なのか                    
       ・がん治療と口腔について(薬物療法を受ける患者の特徴)
       ・歯科治療と口腔管理
    講演Ⅱ・連携とは
       ・周術期における口腔ケアの重要性について
       ・歯科衛生士に求められるスキルについて

 感想:がん患者さんが歯科医院に来院された時、歯科衛生士が知識として習得すべきことが理解できた。
    講話の中にあった「がん患者の口腔領域を担うのは歯科衛生士である」という事を忘れず日々研
    鑚していかなくてはならないと思った。
    アンケートでは、9割以上の参加者が「研修内容に満足した」「がん患者さんが来院したときに役
    にたつ」と回答があった。(回収率58.0%)
 【アンケートより】※一部抜粋
    ・今後、がん患者さんが増えていくと思うのでより知識を深め、患者さんの口腔内だけでなく心に
    も寄り添えるような歯科衛生士になりたいと思った。
    ・歯科衛生士として沢山経験することが自分の力になると思い日々精進したいと思った。
    ・患者さんの口腔管理に歯科衛生士がどのように携わるか、解りやすく教えていただき良かった。
    ・一般開業医で勤務する歯科衛生士も新しい知識、技術を常に取り入れていかなければならないと
    思った。
    ・口腔内だけではなく体全体を診ることを明日から行いたい。
    ・他職種との連携が必要になるが、まず、歯科医院での歯科衛生士間で共有したりすることから始
    めてみようと思った。
    ・自分の知識を伝えるだけでなく、患者様の気持ちを読み取り、その人にあったケアの仕方を考え
    ていくことが大切だと思う。他職種との意識統一は必要なんだと感じた。

 ☆今回は、島根県歯科医師会の御協力のもと、テレビ中継による西部会館との共同開催が実現できた。今
 後も幅広く多くの方が受講できるよう検討していきたい。
  また、現在、医科歯科連携や病診連携のためのツール等として「がんパンフレット」作成を計画してい
 る。その作成し御協力いただける方を募ったところ数名の方から御賛同をいただけた。今後に繋ぐことが
 できる研修会となった。