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2010年05月19日
平成22年1月31日及び2月28日の2日間に分けて、歯周疾患をテーマに研修を開催しましたので、その様子を報告します。
【1月31日実施分】(47名出席)...島根県・県歯科医師会主催 県歯科衛生士会共催
【テーマ】初診時に必要な知識と技術
午前は、慶應義塾大学歯科口腔外科の中川教授の講演、午後は松江赤十字病院 地域医療連携室 看護師・糖尿病療養指導士 松本先生に講演いただきました。
○中川先生の講演ポイント
・全身疾患との関連について、検査数値などの情報から患者さんの状況を理解して治療にかかわることの重要性
・歯科衛生士が、歯周疾患治療において、スケーラー等の手入れをきちんとすることは基本中の基本
○松本先生の講演ポイント
・ 糖尿病に関する基本知識(検査項目及び数値、コントロール状況の確認等)
・ 歯科治療に来院された糖尿病患者さんの予約時間や注意事項
・ 低血糖時の対応
○ 受講者の感想
「糖尿病について基本事項をしっかり学んでおくことが必要だと思った」「来院患者さんでも糖尿病の患者さんが増えていることを実感しているので、詳しい内容が聞けてよかった」など...
【2月28日実施分】(33名出席)
【テーマ】歯周基本治療に必要な知識と技術~モチベーション(動機づけ)に必要な知識と技術
午前の講演①パール歯科(浜田市) 佐々木良二先生
〃 講演②松江赤十字病院 歯科口腔外科 歯科衛生士・糖尿病療養指導士 安部貴美子先生
午後の講演③多田歯科医院(松江市)歯科衛生士 山崎むつ子先生
各講師のわかりやすい講義とディスカッションであっという間の5時間の研修でした。
○佐々木先生の講演ポイント
・歯科衛生士が歯周病を理解して、患者さんの生活習慣に一歩踏み込むことができるかどうかが重要
・主訴で来られる疾患ではないので、治療の必要性を伝える技術について
・検査の値を活かす事、ゴールを決める事(この患者さんはどこまでの治療を望んでいるのか・・?)
・歯科衛生士は、患者さんが自立する支援者であり、メンテナンスの大切さを伝えられること
○安部先生の講演ポイント
・ 糖尿病に関する基本知識(検査項目及び数値、コントロール状況の確認等)
・ 歯科治療に来院された方の生活習慣を推測し思いやる心をもつこと
・ 患者さんに教えられることは多い。それをふまえて進化できる歯科衛生士に!
○山崎先生の講演ポイント
・ 多くの症例の中から、患者さんの生活をつかむことの必要性
・ 患者さんの口腔内が悪くなったときこそ、生活背景をつかんでアプローチ
・ 歯科衛生士として日ごろの道具のセレクト、心と体の調整を整えることが基本
○意見交換~講義のあと、普段の症例から悩んでいることや動機付けで困っていることをディスカッションしました。みなさんの歯科衛生士魂の熱さを改めて感じることが出来、楽しいディスカッションになりました
○受講者の感想
「患者さんとの日ごろの接し方を振り返るいい機会となった」「講演の最後にいろいろな症例を聞くことで、自分だったらどう関わるか?と考えながら聞くことで講演の内容の確認にもなった」「ディスカッションをしたことで歯科衛生士としての自分の悩みが、『自分だけが悩んでいるのではない』と勇気づけられた」「久しぶりに THE・歯科衛生士 と思える内容ですごく良かった」「ディスカッション形式を東部でも、もう一度」と大変好評いただきました。